6月17日(木)モチベーションがさっぱりのクニヤンの読書日記の続き

f:id:desu_kuni:20210617002735j:plain

ミャンマー国軍に対するクーデター反対の民衆運動は一部で内戦となるかもしれない

ドストエフスキー『虐げられた人々』は、遅々として進まない中で第二部第1章に入り、やっと406頁です。ナターシャはとても感受性が強いうえに鋭敏で情熱的で利口な女性です。ドストエフスキーの人間観察眼というのは、キャラクターの造形技術でもあるのでしょうが、とても勉強になります。実際の人間というのは、こうなんだろうなとかんがえると、自分がいかに他者を見ていないかに気づかされ、他者を深く理解する視点を教えられます。人間というものは、生やさしいものではありませんね。

黒川博行の『桃源』は418頁、大阪府警の2人の刑事の相棒ぶりはすこしあきてきたけれど、映画についてのうんちくとか、沈没船引き上げ詐欺というのはちょっと面白いですね。

荻原浩の短編集『押入れのちよ』は270頁、6つの短編を読みました。

あいかわらず、モチベーションはさっぱりですから、この辺で失礼いたします。ごきげんよう