3月18日(金)朝、名古屋駅のJPタワー前にて郵政産業ユニオンのストライキ集会、その後、エフエム愛知の中労委第2回調査でした。

『成功者K』はいま166頁ですから、ようやく半分まで読みました。主人公はお金と性交が好きな俗物の成り上がり者ようで、それも芥川賞を受賞してテレビ出演をこまめに重ねて手に入れた成功で、それでも自分の成功者レベルをまだ低いものと自覚していますが、なにか不気味そうな頭頂部の頭痛が繰り返し起こっており、さきゆきの不幸の予兆みたいに感じられます。ドッキリが予告されていましたが、その内実は息を潜めており、密着取材はまるで監視やプライバシー侵害のようでもあり、主人公は成功者としての教示を内面に維持していないと苦痛や孤独や不安に耐えられないのかも知れません。成功のための犠牲と犠牲に耐えるための成功が主人公の内面で工作します。

帰ってきてからは、シュワルツネッガー氏のロシアによるウクライナ戦争に反対する動画の訴えに共感しました。自分もゴーゴリドストエフスキーなどロシア文学が大好きですし、そもそもレーニンが指導した革命が成功した国と人民の国です。

東京は寒の戻りで、雨も降っていて、風もあり、とても寒くて疲れましたので、本日はこんなところで。