3月21日(月・春分の日)今日は午前中は大事な学習をさせていただき、昼から高橋氏と打ち合わせをおこないました。

『成功者K』はエロ本のような描写がつづいており、少し嫌な感じです。現在232頁です。

こういうたぐいの部分は69歳になる枯れたおじいさんには読んでもしようがないのですが、そういう場合には、例えば『哲学の貧困』を読む前に、ひとつプルードンの『貧困の哲学』を読んでみようか、やっぱり無駄なような気もするな、という気分に似たものがあるかもしれません。学者じゃないんだから、そんなことまでしても意味ないな、ということと、くだらないものを読まされるのは、あとちょっとだとしてもどうしようもないな、ということとやはり時間がもったいなくなってくるという感じがあるものです。しかし、時間さえあれば、マルクスが『哲学の貧困』を書く前に読んだように、プルードンの本を批判的に読むことには、きっと意味深い面がある、と思います。他方、エロ本などは欲望の消耗にすぎないし、時間があってもどうでもよい、という気がします。要するに、時間を使う価値があるかないか、という点で、ないとしてしまうことです。ところで、欲望には価値はないかといえば、人間は欲望の解消に金を使うものです。使用価値はことごとく欲望の対象に違いありません。一過性のものは、決して繰り返し読もうとは思いませんが、『哲学の貧困』は是非再読したいと思っています。

娯楽小説は、絶対に再読はしません。

それでも、行きがかり上、まぁ一度は最後まで読んでいこうかな、というところです。

ロシアはウクライナ侵略戦争を直ちにやめ、撤兵せよ!

ウクライナに平和を!

本日はこんなところで。