今日は明日明後日に備えて仕事を進めていました。しなくてはならないことが本当にたくさんあります。やらずに終わらせてしまうと楽ですが、きっと叱られるか、うまくいかないことに結びつきますから、それもいやです。やらざるをえないのです。今日でなくても、明日、あるいはちょっと先には。そうしますと、その次の仕事というのが新たに出てくるわけですから、まことにこの世はシューシュッポスの神話のような、鎖に縛り付けられたプロメテウスのような有様なのだなぁ、と感心します。逃れられず、解放されず、救いのない民の生き様というものはこうしたものなのです。そのように人生の単純化に陥らないように、いろいろと本を読みます。
今日は、『夢も見ずに眠った』は、今のところ68頁ですから、ほとんど前進できていません。ドストエフスキーのほかにゴーゴリとチェーホフの全集もありますから、とくにゴーゴリは高校の時期によく読んでいましたので、まだ読んでいないものなどを読みたいと思います。
最近までに、ナーガルジュナの『中論』に関係する書籍も大分コレクションが増えましたから、ごっそりと読まなければならないとも思います。
ヘーゲル左派や第一インターナショナルの頃のマルクスの活動、1846年のウィーンのどんちゃん騒ぎについての本は読みましたが、ヴァイトリングについての本や、『哲学の貧困』とプルードン批判も突っ込んでみたいな、と欲望はなかなか尽きることがありません。娯楽小説もたくさん読みたい本があります。
やれやれ、こんなに煩悩にまみれていますが、一刻も早くウクライナ戦争がストップし、平和が取り戻せますよう、そのためには本が読めなくとも我慢します、様々な物欲も辛抱します、というのは請願にはならないものですかね。南無阿弥陀仏。
本日はこんなところで。