4月11日(月)

『二度のお別れ』は86頁まで読みました。

営利誘拐事件というのは、人質が大人でも子供でも、身代金の受け渡しの時点で大体、あっちこっちと連れ回したあげく、なかなかうまくいかないというところに落ち着いて頓挫するようです。その際の警察の動きについては、テレビでかなり克明に描写されており、ある種のドラマづくりの定番となっています。芳信ちゃん誘拐事件をあつかったり、64という題名のドラマを見た記憶があります。大人でも子供でも、人質を取るという行為が何か卑怯なことのように思われるし、非人道的な犯罪としての印象があり、人質を取られて身代金の支払いを強要される人の気持ちに立つなら、絶対に許せないものです。『二度のお別れ』では銀行強盗から始まって、鉄工所の社長が人質に取られて話が進んでいという娯楽小説です。大阪府警の警察官の人物描写が楽しめます。主人公の黒さん、コンビの豆ちゃんのやりとりが、この作家のずっと続くコンビの会話同様、おもしろいです。

ロシアによるウクライナ侵略戦争については「英国防省は11日、ツイッターでロシア軍がウクライナ東部ドネツク州で非人道的とされる『白リン弾』を使用したとした上で、激戦が続く東部マリウポリでも将来的に使用する可能性が出てきたとの見方を示した」と報道されています。ロシア軍の非人道的な残虐性は、償わせていかないといけません。

ロシアはウクライナ侵略戦争を直ちにやめよ!

ウクライナに平和を!

本日はこんなところで。