3月1日(火)日記というくらいだから毎日書かないとね。

今日は、今村夏子さんの短編集『こちらあみ子』の3つめの小品「チヅさん」を読み終えて、短編集『あひる』の2つめの短編「おばあちゃんの家」を読み始めました。

ウクライナに対するロシアの侵略戦争は、ベラルーシで始まった停戦協議がどうなっていくか、という段階に入っていますが、核兵器の使用を口にしたプーチンを人類は許してはいけない、と強く思いました。欧米に対する威嚇としても、苦にしていいことと悪いことがあるという理性的判断さえかなぐり捨てるような人物が大国の指導者として存在すること自体が人類の恥ではないでしょうか。

チベットウイグル、香港、ミャンマーに並んでウクライナの人々と国際主義的連帯の声を上げていくことが必要です。

ところで今日の夕方は、アンセイの弁護団会議の後で、少し前に傘をなくしたブックオフに行き、4冊ほど本を買いましたら、1冊はすでに持っていて読んでいないものであることがわかりました。くそーっ、損した、と言う思いが一瞬沸き起こりましたが、こうした、損とか得とか、といった経済感覚とか観念は欲望から来ているのだろうか、と考えると、重複した買い物が損である、とどうして思うのだろうか、と考えてみました。それは書籍というのは一つの凝縮されたストーリーなどをともなった一個の内面世界の表現物であり、二つは必要ないと思われ、他の複数所有してもかまわない商品とは異なる特質を書籍というものが持つ特性として認識しているからではないか、などという愚かなりの考えに至りました。はっはっは。

本日はこんなところで。