5 月25日(水)愛知県の新型コロナウイルスの新規感染者2392人で、古屋市は810人と、ずっと横ばい続きで沈静化しません。

『八号古墳に消えて』は、本日午前10時頃、読了しました。

浅川教授の娘を妻にして、助教授となった今村が3人を殺したのであったが、この小説をこれから読む人にはこんなことは秘密にしておかなければならない内容です。わははっ。最後の部分では、今村がどうやって3人を殺したかを車で警察に護送している間に自供させるわけですが、よぉそんなことができるな、という思いを持ちながら読みました。黒川紙は犯罪者の冷酷さを非情によくご存じで、リアルにかつ丁寧に書かれているな、と心底思います。恐いことをきちっと書いているので、それが黒マメコンビのやりとりの面白さと絶妙にマッチし、うまいこと渾然一体となっているのでしょう。そして、黒さんの純情、マメちゃんの推理力、楽しくなるようなキャラクターとその会話のうまさが、娯楽小説の醍醐味を作っていると思います。なので、つづけて、黒川博行氏の『暗闇のセレナーデ』を読むことにしました。

それにしても、日本全国で同じ傾向なのでしょうが、コロナウイルスの新規感染者数はどうしてこうも根本的に減らずに高止まり状態になっているのでしょうか。

小さな悪を注意深く拒むことができていないからかな。

プーチン氏は侵略戦争をやめないと、ロシア自体がどんどん悪に染まっていくことになるのにねぇ。

ロシアはウクライナ侵略戦争を直ちにやめよ!

ウクライナに平和を!