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『悪霊』は第一部第一章の二迄読んだところでもたもたしており、多和田さんの短編集『かかとを欠くして』の3つめの短編「文字移植」とか桜庭さんの中編『道徳という名の少年』などを同時並行で読んでおり、前者が198頁、後者が102頁まで読み進めています。

今日は久々に今池の立ち飲み寿司屋へ行き、行列に並んで、まんぼうとかシーラとかいったつまみで赤星ビールを飲み、最後に本マグロと中トロのにぎりを3貫ずつ食べました。

帰りに、歩きながら、ロシアが侵略を続けているウクライナの民衆の苦しい暮らしや、イスラエル空爆とはマスとの戦闘が続くもとでのパレスチナの人々の飢餓の状況があること、また、ミャンマー軍事独裁へ抵抗を続けている庶民のこと、香港の民主活動家について、どうしてそういう苦しみが人間に加えられ続けているのか、と考えながら歩きました。

この世界が重層的であり、人間の中で矛盾した意識と行動があり、複雑に因果が絡み合いもつれ合っているとしても、苦しみをとらえ、四聖諦の観点から苦を除去できないものか、と思います。

悪を滅ぼしていかなければ、苦は除去できないのですから、悪霊退散を、単に祈るだけでなく、悪霊とたたかって滅ぼさないといけませんね。自民党政治を終わらせるたたかいのように。

また明日。