3月3日(日)非常に多くの読まなければならない本があり、目が悪くなって一日に読めるページ数が少なくなっていることが残念です。
それでも今日はなんとか、『かかとを失くして』の解説を除いて、「作者から文庫読者のみなさんへ」という文章を読ませていただき、民主主義と人間のジェンダー意識の水準の関連についての正当で正常な認識をおもちなのだな、と喜びと共に理解させていただきました。
桐生さんの『夜の谷を行く』を読んでいるときにも思いましたが、おそらく世の中にはオウム真理教にシンパシーを感じる人がいるように、連合赤軍にもそういう人がいるわけです。
この世の犯罪をどのように考えるか、悪をどのように考えるか、自民党の裏金問題、パーティ券についてのキックバックの収支ともに隠蔽していたこと、それと連合赤軍の同志殺し、スターリン、爆弾テロ事件、いろいろなことがこの世の中には、あまりあってほしくないことではあっても、あるものです。
どうしようもないことにがんじがらめになって、人間は苦しみ続けていくのでしょうか?
その苦しみからの解放のためのたたかいの組織にも、同じ苦しみがあるというのは、なんとしたことでしょうか?
すべての苦しみを生み出す悪霊、退散!
また明日。