最賃生活体験運動は終わりましたが、3月1日(金)能登半島地震から2カ月、いまだ1万人以上が避難所生活という状況は、非常に苦しいのではないでしょうか?

ベリンスキーとかゲルツィンとか、ロシアの革命的民主主義の文芸評論家などの名前がでてきたり、フーリエ主義者といった(空想的)社会主義のグループが小説で出てくると、当時のロシアのツアーリーの警察権力の検閲官が、作者の思想傾向をなお危険なものと考えることは大いにありそうだと思われます。新薬を出された亀山先生も100分で名著において、この『悪霊』を読んだ頃、日本でも連合赤軍事件が起こり、精神的な衝撃を感じられたようにうかがえました。『夜の谷を行く』という小説には、フーセンババァと永田洋子への蔑称のあだ名をみんな知っていても、森の大声の威圧などもあって、そんなことは間違っている、と誰一人言えなかった状況など、一個の人間が抵抗できない組織の力とか、いろいろと考えさせられることがあります。その原点のようなところに、ドストエフスキーの『悪霊』は燦然とそびえている、とも言えるかもしれません。昔、高知一般のツナちゃんという戦士が書いていたブログで、「どうしてこんなことになってしまったんだろう」という文章があり、なにかそれを読んで感じることがあり、ずっとコメントをかいて激励していたことがありました。

『悪霊』を、3回目、読んでいくことにしました。

悪霊退散!

 

 

 

名前が出てきたり、