2月29日(木)最賃生活体験運動最終日、本日はドスト氏の『悪霊』を14頁まで読みはじめ、この世界からの悪霊退散を念じて過ごしました。
朝はヤクルト1本、紅茶350㏄、緑茶350㏄、水100㏄で50円。昼は、牡蠣・ホタテ・トーフ鍋と赤飯で900円、夕食はマグロ刺身と砂肝の唐揚げ、ゆで卵、ご飯および赤星ビールで1760円。交通費は590円。基本共済掛け金200円、任意共済掛け金4050円、組織費900円と1500円と1000円と80円。灯油18㍑1950円。携帯代金7800円。雑誌代2550円。
村上さんの『街と…』については、こちらの世界の図書館の女性職員で(亡くなる前も子易さんのもとで働いていたし、亡くなった後も)子易さんと話すことのできる希有な存在の人とか、子易さんのお墓参りの後で通い始めた喫茶店の女性とか主人公のかかわりのできる人があります。これらの人々のほかにもイエローマリンのパーカーを着た少年の父母・兄弟、あるいはまだ主人公が17歳で16歳の“影”であるという少女の、家の電話に出る多分父親だと思われる不機嫌そうな男、などがいます。
今日で、2月1ヶ月間の最賃生活体験運動は、一応終了します。近々集計を計算して提出しなければなりません。
それはそうと、村上さんの作品の主人公が、“街”をむさらなければならないことを事前に知って、少女に「また明日」といえなくで「さようなら」と告げなければならない場面は、人と人とが別れてしまうことへの哀惜の感情を呼び起こしますが、タンハーのような執着はあまりありません。次は、『悪霊』へむかって
さようなら。