3月7日(水)最近、仮名漢字変換というか、キーボードの動作がおかしく、表題の入力がうまくいかないことがあります。

今日はなんとかなりましたが、それでも仮名漢字入力が勝手にアルファベットになっていたりする現象が2・3回おこりました。たったこれだけの文字数なのに、どうしたものなのか、コンピュータはいつまで使っていても難しい面があります。思うようにならないことは、そればかりでなく、大変たくさんあります。あるいはほとんどのことが思うようにいかなく、うまくいく方が少ないのかもしれません。昔の人は、足るを知ることにより、六分・七分で十分と心得て、満足しておくべきだと教えているようです。自分はそういうことを、奴隷根性を植え付けられて服従を強いられことなのではないか、と腹の中では思っています。不服従と抵抗への闘争心がありますと、「足るを知る」などということは鼻で嗤ってしまうのですが、それで苦しみが和らぐのならば、そのようなアヘンも良薬と思う人々も結構おられるのでしょう。けれども現実は、イスラエルハマスと一緒にパレスティナ人を絶滅できるならそうしたいと考えて戦争をやめないのと同じで、極めてリアルに残酷な事態がすすんでいるのです。こうしている間にも。だから、中途半端なことをしているわけにはいかず、苦しみを認識し、苦しみの根源を正確に把握し、苦しみを滅ぼす手段・方法をつかみ、全力でそれを実行していくしかなくなるのです。それでも、どうにもならないことがあり、どれだけ頑張ってみても、なんともならないことがあります。そのとき、どうすればいいのでしょう。何度も繰り返し苦しみを滅ぼす手立てを考え抜き、飽きず諦めず徹底してたたい続けるほかはありません。

多和田葉子さんの年表をずっと読んで思ったことは、この人は若いときから営々と努力を積み重ねておられるるし、才能にも恵まれチャンスというか、運と人望も相当にあつくあって立派な仕事を積み上げてこられているな、と感じました。

この年になって見習うこともできませんし、見習ってどうなるということもありませんが、若いときからしっかりと頑張ってきた人の足跡をたどることは気持ちのいいことです。

また明日。