2月9日(金)最賃生活9日目、洗濯を3回して、何事もない穏やかな一日でした。でも、遠いところで戦争や人々への暴力による抑圧があります。
朝、水を200㏄、0円。昼、レーズントースト1枚にトマトとハム4枚のせ、紅茶2杯で600㏄、600円。夕食は豚肉入り目玉焼きのせ焼きそばと、野菜と鶏肉のスープ、600円。協は自転車に乗って、労金のATMへ行っただけで、交通費はありません。
子易さんはスカートをはいたおじいさんで、主人公の前の図書館長にした、旧家の酒造りの御曹司のような人で、主人公と会って話をしているのは、すべて亡くなった後の魂というか幽霊というかはそれぞれであろうけれど、この世のものではありません。その人には影がなく、腕時計には針がありません。そういう点では、“街”との強い共通点がありそうです。その男の子の子どもは、ある日、門から突然飛び出してトラックにはねられて死亡し、奥さんはそれを自分のせいだとくにしたあげく、入水自殺してしまいます。とても、不幸なできごとですが、やや平凡なシュチュエーションとも思えあまりリアリティを感じません。でも、とてもかわいそうなことであり、子易さんも本当に気の毒なことです。
ということで、また明日。