2月15日(木)最賃生活体験運動15日目、折り返し点にて娯楽小説は読了。

朝、ヤクルト1本と水200㏄で50円。昼は津の裁判所に行く途中にあるカツ定食屋にてヒレカツ定食1000円、夕食は、ホッケ開き+海鮮丼と赤星ビールで2100円(サービス券にて100円引き)。交通費は、津新町までの近鉄往復運賃は愛知争議団から出していただけるため、新栄からの地下鉄帰りの料金のみ自己負担ということにさせていただき230円。

人生が幻のようなものだと考えている人やそうした考え自体は、ありきたりです。短いのか長いのかということでそのようにとらえられがちな人生は別として、現実が幻のようなものだと考える人は、“不確かな壁”に行き当たるかもしれません。そのことは、ガルシア・マルケスの小説世界が現実と非現実の混交のもとで成立していることから示唆されています。とはいっても、非現実が虚構とか空想とは限りませんし、“非現実”とはそもそもどのようなものなのか、これは人によって違うものなのではないでしょうか。

ひるがえって、それでは現実というのはどんなものなのか、ある人の現実と他の人の現実とは大きく異なっている、ということはないのでしょうか。ガザで暮らしているパレスチナ人の現実、ウクライナミャンマー、香港などで暮らしている人々の現実は過酷です。

さて、娯楽小説の方ですが、後の二つの書き下ろしの短編が面白かったです。東野圭吾の『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』347頁、読了しました。

また明日。