3月22日(火)

『成功者K』は258頁まで読みました。比較的平坦なKの日常が続いていて、メモをとっていれば誰にだって書けるようなどうでもいいことの描写です。ですから、そろそろもっと面白い娯楽小説に移りたいな、と思います。どうでしょう、後3日くらいで読み終えるでしょうか。

今日は事務所で仕事をして、名古屋共同法律事務所に25日の打ち合わせのための資料を持って行きました。そのあと、キムチ鍋にトーフをトッピングし、豚汁などを食べ、栄総行動の事務局会議に参加させていただきました。

今朝、中日新聞の朝刊を開いて驚いたことは、ロシアが日本に対抗措置となる外交上の報復をおこなってきたことです。ロシアはウクライナ侵略戦争をやめないばかりか、戦の火の手を広げていき、災いの種をまき散らそうとしているかのようです。

日本は憲法9条があるので、プーチンのような指導者があらわれて戦争の放火者として他国を侵略しようとしてもできない、と志位和夫氏がつぶやきました。すばらしい!

これに安倍晋三元首相と日本維新の会の松井代表が、危険な隣国が核やミサイルで攻めてきたらどうやって防衛できるのか、などとかみついています。軍備競争や核「共有」の威嚇のもとで抑止力が働くわけがありませんし、敵基地攻撃能力を持ったとしてもこれは使うために持ちのですから、即戦争に直結するでしょうし平和が守られるなどという考えは幻想に過ぎません。阿部氏も松井氏もいずれも力の論理に依拠した考え方をしておられるという点は双子のようにそっくりです。

ロシアのウクライナ侵略に反対することは、志位氏と同じ立場から憲法9条を守り抜くことと一体です。軍備拡大をし続ける国家は危険であり、隣国からは脅威と見なされるのですから、当然そんな悪循環を続けているばかりであれば愚かな国・愚かな指導者と見なされることは当然です。戦争する国は軽蔑されるべきです。プーチンのロシアもいかに見さげはてた国に成り下がったことか。

本日はこんなところで。